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by PE-j
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奥山 貴宏

さっきパッとテレビをつけ、めずらしくリモコンの『3』のボタンをおしたら
見覚えのある男が写っていた。

その男は 『奥山 貴宏』 とゆう人で、
肺ガンのために余命2年余りとゆう宣告をされていた。

昔、彼のドキュメントを見たことがあったが、なにか印象に残る男であった。

その後が気になっていたので、3チャンをつけたのも何かの縁かと思い、
食い入るようにテレビを見た。

』 というものは誰も避けられないものだけど、
日常生活で『死』を意識することはほとんどない。
むしろ自分が死ぬのは100%確実だってことは頭で考えれば分かるが、
自分が死ぬなんてことは1%の実感もない。
それは遠い先のことだと思っているからかもしれないが、
俺の寿命は毎日「1」づつ確実に減っている。
しかし、そんなこととは知らず、毎日を漠然と過ごしている感は否めない。

一方、彼は残り少ない時間を精一杯生きていた
テレビだから1部分しか見れないが、俺はそう感じた。
は背中合わせと言われるが、
死を意識すればこそ、生を感じることができていたのかもしれない。

結果的に彼は33年という他の人と比べれば短い人生だったかもしれないが、
特に余命を宣告されてからの2年余りは、辛かったかもしれないが、
自分のやりたかったことを達成できて充実した時間だったのではないだろうか!?
本人はどう感じたかはわからないが・・・

もし仮に80歳、90歳で余命いくばくと宣告されたとしたならばそこから
何ができるだろうか・・・
その年齢で、これを遣り残したからやろう と思っても正直限られてくると思う。

ならば無限ではない、今の時間を大切にしないのはもったいない!

仕事でも遊びでも若いうちにしか出来ないことは若いうちにしたいと思うし、
年齢に関係なく、ただ時間を漠然と浪費するのではなく、
残された時間を意識しながら生きていきたいと思う!

とにかく彼のことをもっと知りたいと思ったので、明日、本屋に行ってみようと思う。

奥山 貴宏 氏のブログ
http://www.publiday.com/blog/adrift/


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by PE-j | 2005-07-24 00:36 | - 今日のYAH MAN -